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エステティシャンが語る「エステとは」【詳細編】 [夏海の話]


今回の記事では、エステの施術内容

そしてエステの利点や注意点をそれぞれの工程別に解説します。




<<エステの流れ:全体概要>>

基本的なエステの流れは以下のとおりです。


 1.施術前のカウンセリング

   ↓
 
 2.着替え

   ↓

 3.1回目の測定

   ↓

 4.施術

   ↓

 5.2回目の測定

   ↓

 6.着替え

   ↓

 7.施術後のカウンセリング


では次に、各工程での詳細な流れと、

その中での注意点について解説します。





<<1.施術前のカウンセリング>>

まず、お店に着いたら


 ○自分の身体の状態

 ○普段の生活について

 ○気になっていることや改善したいこと


などをお店の用意したカルテに記入します。


カルテの内容はお店によって違いますが、

主に上の3つについてを細かく記入していきます。


 ※ 体験を受ける際、

   複数の店舗を利用して何度も体験を受ける人がいるので

   身分証の提示を求められることがあります。


そしてこのカウンセリングでは主に

 ○どうしてこのお店を選んだか

 ○お店にどのような効果を期待しているか

 ○自分の身体の悪いところや、生活習慣に見直すところはあるか


を確認し、話を進めていきます。


 ※ もしこの時点でコースの勧誘があったり、商品の購入を勧められた場合は

   あまりいいお店ではないと考えてください。


   と言いますのは、

   お店側も、お客の情報を少し聞いただけで完全にすべてを把握できるわけではありません。

   様々な施術やコースを実際に受けてみないと、その効果がどれくらい出るのかも分かりません。

   また施術に使う商品や機械が合わなかったりした場合に、責任が取れない可能性があります。


   本当にお客さんのことを考えているのなら、お店側としても、

   よりお客さんに合う施術内容で、より効果の高いコースを設定して体験施術を行い、

   実際に満足して頂いた上で、そこで始めてそのお客さんに自信をもってコース契約を

   オススメしていくはずです。



このカウンセリングによって

客観的に見て「太ったと思われる原因」を考え、

その原因を改善するのためのコースを設定します。


お客さんの目線としては


「どういったことをするのか」

「本当に効果が出るのか」


が気になる点になりますよね。


よってコースで行う施術の内容が、お客さんの身体にどういった効果をもたらすのかを

カウンセリング内できちんと説明してくれるエステは、

この時点では安心してよいと言えるでしょう。






<<2.着替え>>

次に、ロッカールームに移動して、着替えを行います。

お店側が施術用のウェアや、紙ショーツ、バスタオルなどを用意しています。


 ※ 稀に替えの下着が必要になる場合がありますので、前もって確認しておきましょう。


この時点でチェックすべき点は


 ○ロッカーのセキュリティ、貴重品の扱い方

 ○お店が用意したタオル等の備品の清潔さ

 ○ルーム内の清潔さ

 ○ドライヤーや化粧水などのアメニティの有無



です。


ロッカーに荷物を預け入れる形になりますので

鍵がついているお店であること、そしてしっかり鍵をかけたかを確認しましょう。


 ※ また、タオルやウェアに変な匂いがついていないかをチェックしてください。

   お店によってはしっかりと除菌工程を踏んでいなかったり、

   前の方が使ったものを繰り返し使用している場合も極稀にですがあります。


   少しでも匂いに違和感を覚えるようでしたら

   お店の人に変えてもらいましょう。


そしてロッカールーム内が綺麗であるかを確認しましょう。

タオルや着替え、スリッパなどが落ちていたり、

ゴミが溜まり気味になってしまっているお店は

お店の管理がきちんとできていない証拠です。



施術内容がよければ他は何でもいい、というものではありませんよね。



また、洗面台、化粧台はお店によって様々です。

中にはアメニティの充実さを売りにしているお店もあります。


使われている化粧品も良いものが置いてあったり、

ドライヤーだけではなく、コテやヘアアイロンが置いてあるお店や、

化粧道具が一式置いてあるお店もあるほどです。



最低限ドライヤーとヘアブラシが置いてあるかどうか

また、ヘアブラシの除菌状況くらいは確認しておきましょう。





<<3.1回目の測定>>

ここでのサイズ測定では

お店によって内容は変わってきますが主に


 ○体脂肪率、筋肉量など、自分の身体の詳細を数値

 ○各部位の標準値との誤差

 ○体の歪み、滞りの箇所、セルライトの状態


などを調べることが出来ます。



これを調べたうえで

 ○その状態になってしまった原因の考察

 ○改善する部位と改善方針

 ○施術の説明

 ○お客さんなりたい姿と、そうなるために必要なこと


などを、先ほど設定したコース内容を踏まえて再確認します。


 ※ ここで太ってしまった原因について述べられたり

   多少、体系や体重、体脂肪に対して何かを言われることはありますが

   「必要以上にけなす発言」があれば注意しましょう。


   自分の管理が出来ていないためにこうなってしまったのは、

   他ならぬ自分がよくわかっていることかと思います。

   お客さんが求めているのは「自分ではどうしようもできない部分のサポート」ですよね。


   気合いを入れるためであったり、認識や心構えの改善のために

   そういった発言をするエステティシャンが稀にいますが、

   そういった行為はお客さんに「罪悪感を与え」「やる気を喪失」させてしまいます。


   痩せるためには何より本人の「意志」や「決意」といったことが重要になりますので

   これらをケアしてくれるエステティシャンであるか、しっかりと見極めていきましょう。





<<4.施術>>

では一番重要な施術に関してお話ししたいと思います。

施術を受ける際の注意点として、


 ○使用するタオルやベッド、機材の清潔さ

 ○使用するオイルやジェルなどの商品、機材に関する説明の有無

 ○部屋の温度、明るさ等への配慮、ベッドを動かす際等の声掛けの有無

 ○施術の技術(力加減や手法)



これらを意識してみましょう。


ひとつめの "清潔さ" についてですが、

これは先ほどのロッカールームと同じ理論で

お店の全般的な管理の行き届き具合を判断する指標になります。


お店の管理の出来具合は、そのまま従業員の質に繋がります。

お店の備品管理に手を抜いてしまうような従業員は、

施術でも手を抜いてしまう傾向があると推察できます。




次に、


"使用する商品や機材の説明を受けたか"


です。

お客さんは基本的に初めて施術を受けることになります。

事前にある程度説明を受けているとしても、実際に施術する段階で

今このタイミングで何をするのか(何をしているのか)を説明し、

お客さんを安心させてくれるのが良いエステティシャンだと思います。


また扱っているものや技術に自信を持っていて、

効果も期待出来るものであるならば、

きっとそれをお客さんに伝えようとするはずです。


 ○どういった効果があるのか

 ○どうやって改善していくためのものなのか


といった説明をしない、ということは

施術内容や技術に関して、またはお客さんに対して、

いずれかに、いい加減な態度が現れている証拠です。


 ※ 商品の説明をされると、反射的に

   「勧誘されているのでは」と感じるかもしれません。


   しかし、その商品がどういったものであるのかの説明をしないことも

   また問題である。ということを意識してみましょう。



そして3点目について、これは要するに


"些細な事にも気を使ってくれているか"


ということです。


エステは機材や様々な商品を扱ってはおりますが、


【 "サービス"という目に見えない商品を提供すること】


を生業としているお店です。


もちろん技術に自信があり、

技術料をメインに金額が設定されているお店もありますが、

エステ料金は基本的に、技術料の他に "サービス料" が含まれています。


技術や施術の内容だけではなく


"サービスにどれだけ力をいれているお店なのか"


という点もまた、良いお店選びのポイントになってきます。



そして最後に


"施術内容や技術は満足できるものかどうか"


です。


これについては、

施術をする側・施術を受ける側、双方に個人差があります。

そのため、明確な基準を設けることは出来ません。

相性というものもあると思います。

そのため一番判断が難しいポイントでもあります。


もし判断が難しいようであれば、


 【そのお店がどれだけお客さんと向き合おうとしているか】


という観点で考えてみるのが良いでしょう。


どんなに技術は優れていて、施術内容が充実したものでも、

お客さんが望んでいることとサービス内容が一致しなければ、

結果は出ていないも同然です。


そこで、


 【お客のニーズを正確に掴み、満足を提供することを真摯に考えているか】


という、エステティシャンの姿勢を観察してみましょう。





<<5.2回目の測定>>

施術が終わり、2回目の測定に入ります。


 ※ お店によっては着替えてから測定を行う場合もあります。


施術の効果と、自分の身体の変化を実感してください。


ただし、その日の体調やホルモンバランスなどによって結果は上下するので、

数値のみでお店の良し悪しは判断できないことも認識しておきましょう。


そのため仮にまた同じ施術をしたとしても、

もっと効果が出たり、あるいは効果が小さくなることもあり得ます。






<<6.着替え>>

この時点で注意すべきことは


 ○施術が終わった後の対応が雑になっていないか

 ○シャワールームに関する説明の有無

 ○使用済みのタオル・スリッパ等に関する説明の有無

 ○パウダールームに関するの説明の有無 


です。


意外なことに、よくありがちなのがこの

「説明を省く」という行為です。

”帰るまでが遠足” ではありませんが、

こういった対応を見逃さないようにしましょう。


最後に、貴重品など忘れ物がないか、

しっかり確認してから移動するようにしてください。





<<7.施術後のカウンセリング>>

ここでは主に


 ○施術の内容や効果の確認

 ○施術内容や技術、効果への不満・疑問の確認

 ○施術を通してエステティシャンが感じた身体の改善点の説明

 ○生活面も含めた改善のアドバイス


といった内容を話します。


そしてこの時点で、

今回体験していないコースや商品の説明も含め、

施術内容と効果を踏まえたコース契約の提案があります。


自分の身体に本当に合っているのかどうかの判断は

おおよそ施術と結果を見た時点で決まっていると思われます。


そのため


”契約に値するエステであるか”


という判断も既についていることでしょう。


満足の行く結果が得られ、今後の効果も見込めて、

かつ気持ちよくサービスが受けられるようであれば、

エステはダイエットのみならず、綺麗になるための強い味方になります。


すべてのエステがそうであるとは言えませんが、

きっとあなたが契約に値すると思えるエステは存在するはずです。



また、もしも満足できない結果だった場合は、

きっちりと勧誘を断りましょう。


ちなみに勧誘を断るためのアイデアについてはこちらをご参考下さい。

 参考:エステティシャンが教える「エステ勧誘の断り方」






<<あとがき>>

ここまでエステの一連の流れを説明してきましたが

いかがでしたでしょうか。


エステは前述したとおり "サービス業" ですので

常に "お客さんへの対応" や "お店の在り方" も変化します。


昔は強引な勧誘をされたり、効果のない商品を購入されたり…

ということが実際にあったようです。


しかし、そういったお店が長く続くはずはありません。

またインターネットの普及に伴い、今では悪質店への酷評はすぐに広まります。

そのためエステ業界全体において、技術や扱う製品の品質がどんどん上がっています。


メディアへの進出や商品販売等によって

エステを身近に感じられる機会も増えてます。


そのため現代のエステ業界は、正しい選択が出来れば

しっかりと結果が出せるお店が揃っていると言えます。



実際に私はエステの力を借りて、結果を出すことが出来ました。


そのため、"今度は私が誰かの力になれれば" という想いで

エステティシャンという職業を選びました。


より多くの方に、間違いの無いエステ選びをしてもらえれば幸いです。



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